日本語用GPT-2
をファインチューニングしたモデルを利用して一部の応答を返すことができるようになりました。(試験導入)
※ GPT-2を用いた応答はScore=0.75が決め打ちで返されます。
※ GPT-2を用いた応答のみ利用したい場合は、リクエストで「useGpt2」を指定します。
発話をカスタマイズする際に個別の発話候補を設定できるようになりました。
(before)
"utterancePairs":[
{
"utterance":"おはよう!",
"response":"今日も1日頑張って!",
},
{
"utterance":"こんにちは",
"response":"ハロー"
}
]
(after)
"utterancePairs":[
{
"utterance":"おはよう!",
"response":"今日も1日頑張って!",
"options":"顔洗ってスッキリ,朝は味噌汁だよね,今日も頑張る"
},
{
"utterance":"こんにちは",
"response":"ハロー",
"options":"お腹減った,午後もがんばろう"
}
]
カスタマイズした発話が応答として返される際、応答に対する発話候補として利用が可能になりました。
ベータ版を公開しました。
サービスに会話機能を手軽に導入することができるWeb API。チャットボットを始めとする『対話型』サービスに、雑談機能やQ&A機能を手軽に実装することができるAPIです。Chaplusは「Chat + Plus」を組み合わせた造語。
チャットボットなどの対話型のサービスでは、ユーザからの想定外の問いかけや意図しない言葉を投げかけられることが当たり前。Chaplusはサービスの『雑談力』を向上させ、コミュニケーションの幅を広げます。
ユーザの自然言語による発話に対し、複数の応答文の候補をScore付きで取得できます。慣用表現からニッチな内容まで幅広い話題に対応しています。Scoreは、ユーザ発話に対する応答文の「尤もらしさ」を表します。Scoreは0~1の範囲で計算され、1に近づけば近づくほど精度の高い応答とみなされます。
例:
ユーザ発話: 「仕事終わりのビールは最高」
応答候補
1位(Score: 0.8846) 適量でね
2位(Score: 0.8846) 今日も1日おつかれさま
3位(Score: 0.8846) カンパーイ!
4位(Score: 0.8462) 今日1日<#USERNAME>さんががんばった証拠ですね。
5位(Score: 0.4038) 発熱でいきましょう
6位(Score: 0.4038) 偉い
6位(Score: 0.3888) 牛乳派です
発話に対する応答文は特にカスタマイズせずに取得ができますが、特定の発話に対する応答を自由に設定することができます。Chaplus APIでは、カスタマイズしたい発話をJson形式で指定します。
"utterancePairs":[
{
"utterance":"おはよう!",
"response":"今日も1日頑張って!",
"options":"顔洗ってスッキリ,朝は味噌汁だよね,今日も頑張る"
},
{
"utterance":"こんにちは",
"response":"ハロー",
"options":"お腹減った,午後もがんばろう"
}
]
カスタマイズした発話に関しては、APIが標準で返す応答よりも優先して利用されます。
APIの応答に含めるべきでないワードがある場合は、NGワードを指定できます。APIのリクエスト時に文字列の配列を渡すことができ、指定されたワードが応答に含まれた場合はAPIのレスポンスからその応答は除外されます。
Chaplus APIでは、応答するAPIの話者を「エージェント(Agent)」と呼び、エージェントの情報はAPIリクエスト時に設定が可能です。現在設定が可能な項目は下記の通りです。
"agentState":{
"agentName":"エージェントの名前",
"age":"エージェントの年齢",
"tone":"エージェントの口調 (normal / kansai / koshu / dechu)"
}
APIから返される応答にエージェントの名前を含む場合は、設定した情報によって動的に名前や年齢が変更されます。口調は、「normal」(標準)か「kansai」(関西弁風)、「koshu」(甲州弁風)、「dechu」(デチュ語)を現在利用ができます。例えば「kansai」を設定している場合は、関西弁のような口調に変更されます。
登録ページ より利用規約の確認と同意の上、APIの利用登録を実施します。
現在、Chaplusは下記のエンドポイントを用意しています。
エンドポイントの仕様については上記のそれぞれのDocをご参照ください。
利用規約をご確認の上、APIをご利用ください。 また、本APIはβ版です。β版は利用規約をご確認の上、非商用の目的でのみご利用ください。(商用利用や利用形態についてのご相談は下記の「問い合わせ」の連絡先までご連絡ください。)
リクエストは1つのAPIキーにつき1000リクエスト/日までとさせていただきます。また、1秒あたり1回を超えるリクエストはお控えください。本APIはβ版につき、APIキーのリクエスト上限数を変更する可能性がございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
本APIは形態素解析処理に下記ライブラリを利用させていただいています。 Kagome
Kagome is licensed under the Apache License v2.0 and uses the MeCab-IPADIC, UniDic dictionary/statistical model. See NOTICE.txt for license details.
本APIの一部の応答は、下記をファインチューニングして構築した言語モデルをもとに応答を返しています。 japanese-gpt2
MIT License
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